平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
明日から2回目の正月中国の春節を迎えますね。
外国人の就業許可と居留許可手続きと社会保険加入について12月に人力資源部から二つの通達公布がありました。
一、2024年12月1日から施行される人力資源部発〔2024〕75号(2024年10月発布「外国人工作証許可と社会保険カード統合の通達」(《外国人工作许可证与社会保障卡融合集成工作的通知》)。
いままでの外国人の工作許可証と社会保険カードが統合され、外国人の就業者に対して社会保険番号が付与されます。
外国人の就業許可と居留許可手続きは下記のように変わります。
従来 12月1日以降
「外国人工作許可通知」とZビザ 「外国人工作許可通知」とZビザ
↓ 中国入国 ⇒ ↓ 中国入国
「外国人工作許可証」 「電子社会保険カード」オンライン申請
「居留許可」 「居留許可」
二、2011年9月に公布した「中国国内就業する外国人社会保険参加に関する暫定弁法」(以下暫定弁法という)に対して改訂がありました:(「2024年12月23日公布した人力資源社会保険発54号」(「人力资源社会保障部关于修改《在中国境内就业的外国人参加社会保险暂行办法的决定》))。
暫定弁法の第1条第2条、第7条、第11条が改正され、改訂部分の施行は暫定弁法と同じ2011年10月15日からとなります。
いままで上海を含めて一部の地域では外国人の社会保険の加入に関して曖昧なやり方でしたが、これらの規定公布により、暫定弁法に基づき、すべての地域において外国人の社会保険強制加入が求められる可能性があります。
中国子会社に駐在員派遣による会社の予算に大きな影響を与えると思われます。
以上